カルパッチョ
世界一まずい飴と言われるフィンランドの飴「サルミアッキ」(フィンランド語で "salmiakki"と書きます)を食べたことがありますか?
「サルミアッキ」は、塩化アンモニウムとリコリス(甘草の一種)が原料の飴です。
以前、興味本位で購入した知人が「全部食べ切れない」と配っていた時に、私ももらって食べたことがありますが、いや、ほんとに形容しがたい味でした。
あえて言うなら「シップ剤と醤油とコーラを混ぜた味」ですかね。
「昆布の味がする」と言った人もいました。
欧米諸国では昔から"リコリス菓子"を好んで食べていることもあり、普通においしく食べられているそうですから「世界一まずい飴」という認識はリコリス菓子を食べなれていない国だけのものかもしれません。
今はインターネットでどんな遠くの品物でも簡単に購入できる時代。興味がある方は試してみては?
さてあなたはどんな風に感じるのでしょう。
若草物語の一説に、四女のクラスで流行しているというライムのピクルスについて書かれたくだりがあります。
ピクルスといえば、「酢漬け」もしくは「塩漬け」、「はちみつ漬け」もピクルスと呼ばれるそうですが、子供のころに読んだ本では「ライムの塩漬け」と訳されていました。
ただでさえ酸っぱいライムに、さらに塩やら酢やら加えるなんて、と思ったものです。
日本でいうと「梅干し」にあたるのかなと想像していました。
今でも、「なんでライムのピクルス?」と思うのですが、先ほど書きましたサルミアッキといい、国が変われば好んで食べる物も変わるのですね。
さて、酸っぱいといえば「お酢」
「お酢」といえば、絆屋のカルパッチョ!
・・・ちょっと無理があるでしょうか?
カルパッチョとはどんな料理かといいますと、Wikipediaには
「イタリア料理の一つ。生の牛ヒレ肉の薄切りにチーズもしくはソースなどの調味料をかけた料理の総称である」だそうです。
我が家ではよく、お刺身にハーブ入りの塩とオリーブオイルをかけて、「なんちゃってカルパッチョ」を作ります。簡単に作れるので、もう一品ほしいときに大活躍です。
似た料理に「マリネ」がありますが、こちらは「食材の酢漬け」だそうです。
先日、図書館で本を物色中に子供向けの本を眺めていたら、お酢の作り方が載っている本がありました。
最近、いろいろなものを手作りしてみたい欲求が出ている私としては、ちょっとだけ、作ってみたいなあと思ってみたり。
でも難しいかなあ・・・。
5月ももう何日かで終わります。
ここ杵築でも最近では日中の気温が25℃を超え、これから夏にかけて汗ばむ季節に移り変わっていきます。
暑くなって気分がすっきりしないときは、お酢を使った料理で体も舌もリフレッシュしてはいかがでしょうか?