杵築には「うれしの」という料理があります。

これは、江戸時代から続く老舗「若栄屋」の鯛茶漬けなのですが、 
「うれしの」という名前となった由来は

「杵築藩のお殿様が鯛茶漬けを召し上がった際に
『うれしいのう』と喜んだから」

だそうです。

なんだかほのぼのとする話です。

◇◇◇

さて、鯛の話です。

おめでたい席で「鯛の尾頭付き」が出されるのはなぜか?

鯛は寿命が長いことや「めでたい」に通じることから古くから祝いの席に欠かせないものだった。という説があります。

鯛は30年以上も生きるそうです。

あと、尾から頭までつけるのは、最初から最後まで全うするようにという、長寿の願いも込められているとか。

ふむふむ。

そういえば、七福神の恵比寿さまも左手に鯛を抱えていらっしゃいますね。
鯛はその名の通り「めでたい」魚なのですね。

ところで、昔「まんが日本昔ばなし」というアニメがありました。
その中に「鯛」にまつわるこんな話があります。

◇◇◇

おさん狐とめで鯛

(まんが日本昔ばなしデータベース様から引用させていただきました)

--- あらすじ ---

昔、瀬戸内の能美島に住む利平爺さんが、息子が獲った鯛を売ろうとしたら、狐に鯛の目玉を吸われていて、鯛の目玉が飛び出てしまっていた。この鯛を売る時に「目が出ている鯛だからめでたい」と言って売ったところ高い値段で飛ぶように売れた。

◇◇◇

鯛から話がずれますが、目玉の裏のゼラチン質の部分って、美味しいですよね。
さすがに鯛は、目玉だけだと小さすぎて売りにくいでしょうが、マグロなどは目玉だけ売っていますね。
狐も目玉が好きなんですね。

◇◇◇

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